2025年 当選者インタビュー|柏 茂昭さん

1、当選〜スタート前

すべてはここから始まった

実は今回は、2022年の秋に大きな病気(硬膜下血腫で倒れ、緊急手術をしました)をして、そこからの復帰戦でした。

東京マラソンは、苦学した学生時代の思い出の場所を走る、いわば「タイムスリップ」みたいなものでしたが、一時は走るどころか、社会復帰ができるのかどうか、という感じだったのです。

そこから少しずつ歩けるようになり、やがて走れるようになり……というところで、今回インタビューリレーで出走権をいただけることになりました。

ですから、私にとって「タイムスリップ」に加え、「病気からの復活」というレースだったのです。

現在、小学校の校長をしておりますので、全校集会で今回の出場をアピールし、また、学校のホームページに、インタビューリレーへのリンクを貼りました。そして、子どもたちに一面に応援メッセージを書いてもらったシャツを着て、レースに臨みました。

2、レース体験

レースでの出来事と思い出

スタート地点に立ったときに、闘病生活を思い出して、それだけで感無量でした。

インタビューリレーを見てくださっていたのか「校長先生の人ですね!」と話しかけてくださった人もいました。これもまた嬉しいことでした。

学生時代の思い出の場所である日本橋高島屋の前(32km地点)では、家族のほか、高校や大学の仲間、教え子たちが応援してくれました。それは今の私だけでなく、かつての私への応援のように感じました。まさに「タイムスリップ」を果たしました。

そしてゴール!タイムは振るわなかったけれど、歩かずに完走できたことだけで、私だけではなく、闘病生活を支えてくれた家族や仲間、教え子、そして勤務校の子どもたちにとっても大きな希望、そして喜びとなりました。

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3、経験・変化

フィニッシュのその先に

改めて、マラソンは「エール」なのだと思いました。

苦学していたかつての私へのエール、闘病生活を越えてきた、私や私の家族へのエール、シンプルに、ゴールを目指して走っている今の私と、すべての出場者へのエール、そして私たちランナーからの、沿道で応援してくれている人たち、運営で支えてくださった人たちへのエール。

生きているといろいろあるけれど、誰かの「エール」がある限り、人は前に進み続けることができる、東京マラソンにはそんな「エール」が詰まっている、そう思いました。

 

東京マラソン2025 インタビューリレー

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