2025年 当選者インタビュー|Yoonsic Yooさん

当選したときの気持ちを教えてください。

それはもう飛び上がるほど嬉しくて、最初は信じられませんでした。当選通知のメールを受け取ってすぐに妻にこの最高のニュースを伝えました。私たちにとって東京はとても特別な場所です。というのも、昨年の東京マラソンで彼女にプロポーズしたからです。二人の未来を誓い合ったこの街に戻って走ることは、私にとって大きな意味があり、感慨深く、二人で一緒にお祝いをしました。

東京マラソン2026に向けて、どんな準備や想いで臨みましたか?

厳しい冬の間、月間走行距離を稼ぐロングランとトラックでのインターバルトレーニングに重点を置き、徹底した準備を重ねてきました。その原動力となったのは、東京でサブ3(3時間切り)を達成したいという燃えるような執念です自信と期待を胸にレースに臨み、自らの肉体の限界に挑みながら、東京の美しい街並みの中でその夢を現実にしたいと思っていました。 

レース当日、最も印象に残っている瞬間は何ですか?

このレースで最も記憶に残っているのは、予想外の暑さとの戦いと、終盤に襲ってきた激しい肉体的な疲労です。それでも、私が最後まで頑張れたのはパノラマ映画のように移り変わる景色でした。新宿のそびえ立つ高層ビル群から始まり、伝統的な情緒漂う浅草寺を通り、華やかな銀座の街並みを駆け抜け、そして象徴的な東京タワーを視界に捉える――極限の疲労感に耐えながら、こうした素晴らしいランドマークに囲まれて走ったことは、決して忘れられない思い出です。肉体的な苦しみと、息をのむような美しい街並みとのコントラストが、見事なまでに鮮やかでした。

42.195kmの中で、心が動いた出来事や出会いはありましたか?

35km地点あたりで、暑さによりペースが大幅に落ち始め、脚がまるで鉛のように重くなった時、沿道を埋め尽くした皆さまからの絶え間ない情熱的な声援が、本当に心に響きました。皆さまの揺るぎないサポートが、前へ進み続ける心の支えとなり、3時間7分33秒でフィニッシュラインを駆け抜けることができました。

東京マラソン2026を通じて、印象に残っている人や出来事があれば教えてください。

大会の完璧な運営とボランティアの方々の絶え間ない笑顔に心から感動しました。ランナーたちが暑さに苦しんでいる時でも、ボランティアの皆さまのエネルギーは衰えることはありませんでした。

東京マラソン2026の経験は、あなたにどんな変化をもたらしましたか?

東京での強烈な暑さと、途中でぶち当たった「壁」が、私のランニング人生において究極の「ワクチン」となりました。そこで真の忍耐力とレース中の危機管理術を学びました。東京で築き上げたメンタルの強さがあったからこそ、わずか2週間後に開催されたソウルマラソンで、念願のサブ3(2時間59分49秒)を達成することができました。東京での経験が私のマインドセットを完全に変えてくれたのです。

走り終えた今、東京マラソンはあなたにとってどんな存在になりましたか?

私にとって東京マラソンは、美しくも過酷な、自分を試す場所です。一度はボロボロにされましたが、そのお陰で、自分でも想像出来なかったほど強い自分へと生まれ変わることができた、そんな場所です。

今回の経験を一言で表すと?

東京マラソンが私の限界を打破してくれたお陰で、私は記録を破ることが出来ました。


東京マラソン2025 インタビューリレー

Yoonsic Yooさんのストーリーはこちら

OTHER INTERVIEW

その他のインタビュー