インタビューリレー

東京マラソンを通じて生まれたつながりのストーリー

青いランニングキャップが繋いだ約束 天国に旅立った妻とのつながりのストーリー

青いランニングキャップが繋いだ約束 天国に旅立った妻とのつながりのストーリー

「東京マラソンを通じて生まれた“人と人のつながり”のストーリー」をテーマにお届けするインタビューリレー 2nd RUN。

今回は、奥様が着用していた青いキャップを通じて“東京マラソンを一緒に走る”という約束を叶えたヨシさんの「天国に旅立った妻とのつながりのストーリー」を紹介します。

運動不足解消のため妻と一緒に始めたランニング

コロナ禍明けより運動不足解消のために妻とランニングを始めました。最初は数km程度から始め、いつかは日本最大のレースである東京マラソンに一緒に参加することを目標にランニングを重ねました。

妻は初めてのレースである渋谷・表参道ウィメンズマラソン2024を完走した翌週に体調を崩し、そのまま入院、診断結果は肺腺癌ステージ4でした。入院した病室からはいつものランニングコースである多摩川が見え、またランニングを再開していつかは東京マラソンで一緒にゴールすることを目標に治療に励みましたが、9カ月の闘病の末、2025年1月8日に天国に旅立ちました。

大切な人のことを想えば限界を超えられる

妻との約束を果たすべく、東京マラソン2026に初エントリーして当選しました。くじ運が悪い私が当選するはずがなく、くじ運が良かった亡き妻からの天国からのプレゼントだったと思います。妻が走った最初で最後の渋谷・表参道ウィメンズマラソンで着用した青いランニングキャップを被って東京マラソン2026を走り、約束通り妻と一緒にフィニッシュゲートを駆け抜けました。39,001人目のランナーとしてあの日、私の妻も一緒に東京の街を駆け抜けました。

そして、自分の限界を感じて諦めようと思った時、大切な人のことを想うとその限界を超えた自分がいたことに気づきました。

それぞれの想いを胸に、同じゴールを目指す

今回は私が東京マラソンに参加したストーリーを紹介しましたが、きっと参加したランナーひとりひとりにはそれぞれのストーリーがあり、その想いを胸に一緒にゴールを目指していると思います。世界中のランナーと一緒にそれぞれの想いを胸に、同じゴールを目指すことが東京マラソンの一番の魅力だと思います。

対談一覧へ